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miyamoto style × Atelier fanfare
「The Night&MooN」
~夜をめぐる物語~

この長~い名前の、夜と月と星をテーマにした短編集に
ご来場いただいたみなさま
ご協力、応援いただいたみなさま
そして
ご参加いただいたキャスト、スタッフのみなさま

本当にありがとうございました!!

稽古開始から、本番終了までが2週間弱。
しかも、超限られた稽古時間の中での創作活動は
自分探しの旅でもありました。
(…捜索活動にかけました…すみません)

70分の上演時間の中に、22本の短編の数々。
たしか、稽古開始の日には、まだ1~2本しか書けてなくて
稽古場を騒然とさせてしまったような気がします。
が、私の勘違いだったとも思いたい今日この頃です。 

ショートショートって書いておけば良かったな~と
若干、反省しております。
 
もう、マジで間に合う気がしなくて
「劇場、消えてなくならないかな~」
もしくは
「宇宙人にさらわれないかな~、自分が」
と妄想した日々。

けど、「無理やねん」とうつむいて歩くより
稽古帰りの空を見上げることの方が多かったので
1日の終わりは、いっつも
「今日は終わり。また明日!」
そんな気持ちで過ごしていたように思います。

本数減らして、もっと1本1本を長く~
とも思いましたが、あってしまったんです。
書きたいことが。
いや、「描きたいこと」に近かったかもしれません。

それぞれ、いつか長編に書き直してみたいなという気持ちもあります。
それは、短編集をやったあとは、毎回思います。

話の内容より、その登場人物たちが好きなんです。
上手く言えないんですけど。
この人はこんな人で、こんなことを考えてて~、みたいな。
話が短ければ短いほど、なんでもない言葉に
いろんな人生がつまっていて~~~。 

ぬ。
世の中の作家さんたちは、どうなんだろ。
どんなことを考えながら、本を書いているんだろうか…。
き、聞いてみたい。
私の書き方は、確実に人物主導…だな。

その愛すべき登場人物たちと戦ったり、寄り添ったりしてくれるのが役者さんたち。
今回、出演者の3分の2が、宮元組初参加でした。

にもかかわらず、史上最短の稽古日数。
むちゃぶりの数々。
あああ、申し訳ないでいっぱいです。 

言葉にできない思いがたくさんあります。
言葉にできなかった思いもたくさんあります。 
本当に感謝しています。
ありがとうございました。
お疲れさまでした!
と言って回りたいよ~。 

あ、個人的には「キノコ狩り」のタイトルでお送りした
「ツキノワグマ」のショートコントがお気に入りでした。

「夜とか星とか月とか、何を連想する?」
「ツキノワグマ!」
「え?」
「あとね、ホシノリゾート」
 
大友恵理さんの直感から生まれたコントです。
恵理に個人的に感謝。

では、またみなさまとお会いできますように!!


宮元多聞